断酒1年
1年の期間断酒に成功した。体重が5キロ落ち、体調、メンタル共に快調。
一番嬉しい変化は、音楽と体や脳の感度向上だ。
歳とともにいつの間にかどうでもよくなっていたことが、
断酒したらどうでもよくなくなった。
追記(2021/04/21):現在2400日を超えて継続中です。
■毎日快調、そして5キロのダイエット
かんたんな5分ほどの筋トレをスタート。
ほぼ毎日続けたところ体が引き締まり5キロの減量にも成功。
もともと私フカジは小柄な体型なのだが、断酒後3ヶ月ぐらいから体重が減り始め、現在は体重が50kg以下。
■目覚めが良い、そしてポジティブ
毎晩飲んでいるときは午後からやっと頭が回り出すのだが、断酒後は朝から頭が回転している
朝から頭が回るせいか、夜に余計な事を考えないことが良いのか、考え方がかなりポジティブになった。
■時間ができる
いかなくて良い飲み会、だらだらとした1人酒(晩酌)と何年も時間を大量に消費した。
「余計なことはし過ぎるほど良い」と、スピッツのマサムネさんは歌った、無駄に過ごしたからこそ気がつくことができて今がある。
浮いた時間は仕事や本を読む、ギターの練習と有意義なものに変化した。
30代前半までは、1人酒しながら小説が読めたがそれはもう昔の話。40代になりアルコールが入ると全く頭が働かなかった。
40代のフカジは人生の折り返し地点を過ぎている。時は金。
■音楽の聴こえ方の変化
音楽の聴こえ方は断酒3日めあたりから変化した。
歳とともにどうでも良くなっていたことが、どうでもよくなくなってきた。
なぜどうでもよくないかというと、気持ちが良い。
あくまで推測だがこの感度は、20代頃、まだ体も心も若いころにいくらか戻ったのだと思われる。
酒を日常的に飲み酒浸りになるまでは音楽が大好きだった、ギターを弾き作曲し本格的なバンド活動も行っていた。
酒を飲む時間や回数が増えるにつれ、ギターを練習する時間や音楽を聴く時間がだらだら酒を飲む時間に変化した。
そして、いつの間にか大好きだった音楽が「ただのBGM」になっていた。
何故BGMになるか話が少し戻るが、音楽が気持よくなくなっていた。
ところが、断酒1年の今は違う。ギターの音が胸に突き刺さる、脳内の快感物質を放出させる部分をざらついたディストーションが刺激する。
エフェクターを並べるとワクワクし、ギターのフォルムにうっとりするなど、ちょっと端からみたら怪しいがアルコール漬けで麻痺していた大事な何かが戻った。
■セックスの感度向上
音楽とセックスは似ていると思う。
どちらも十代に入る頃に強烈に興味がでてきて、頭から離れなくなった。
20代はアルコールが入ると相乗効果か性欲が爆発しそうになっていたが、30代を過ぎ、40代になりいつの間にか枯れ気味だったことが断酒してわかった。
断酒するまでは、自分でもまだまだ元気だと思っていたのだが。
高齢になっても、タバコも酒もやりながら性欲旺盛なパワフルな方もいるが、私は違ったようだ。
断酒後ギターの音やエイトビートで放出される脳内の快感物質と同じようなものが、セックスでもドバドバと出てくるのがわかる。
お酒とセックス、あなたはどちらを選びますか?
断酒1年で失くしたもの?
歳をとると、何かを犠牲にしなければいけない。
飲み友達との時間は30代後半あたりから飲むと2時間もしないうちに寝ちゃうので、すでになくしていたも同然だった。
この1年、以下のシチュエーションで他人が飲んでる姿に「あ〜いいな〜」と強く思った。
- 休みの日の昼に飲むビール
- 夏祭りで花火を見ながら飲むビール
- フェスや野外ライブでのビール
全て開放感を味う状況でのビール(笑)
でもいま、一口でも飲むとまた以前の自分に逆戻りだ。
ナチュラルな快感と酒の酔いの開放感、どちらを取るか。
私は戻りません。
断酒したいけど、やめられないあなたへ
断酒当初は酒を憎む気持ちも多少あったがそれもなくなってきた。
どう生きるかの個人の選択であり、日本では法律でも認められ、酒に救われる人もいるので飲みたい人は飲めばよいと思う。
人に迷惑をかけない酔っぱらいは、いっしょにいると楽しく、そして人間らしくて私は好きです。
一番よいのは少々飲んでも日常生活に差し支えない方、週末だけお酒を楽しむことができる人。
私フカジはそれができなかった。
しかし、若いころ音楽が好きで歳とともにどうでも良くなってきたあなた、最近セックスが面白くなくなったあなた!私は断酒をおすすめする。
アルコールをやめるには、断酒の効果を何度も読みながら、その効果が現れた自分をイメージして、まずは今夜飲まない。
それを毎日繰り返していく。
え?飲み会?
車や体調不良といえば大丈夫です。
時代は変わったようで、いま飲み会で無理に酒を勧めてくる人はいません。
断酒しませんか? ナチュラルな快感は気持ち良いですよ!
断酒、SEX 、ROCK N' ROLL!
追記:晩酌をなかなかやめることができないあなたへ
かれこれ断酒は継続し、いま2400日以上断酒しています。
20年以上毎晩毎晩飲んでいた焼酎やビール、飲んでいた頃を思い出すと、つくづく酒にコントロールされていた。
酒を飲んでいた頃は誰かに「お酒やめたほうがいいよ」なんていわれると、私は本当にうざく感じたので、飲みたい人に私はなにもいわないようにしました。
でも、いまこの記事を最後までよんでくれたあなたは、お酒をやめたいと思っているのではありませんか?
いま「いまやめたい」と思った気持ちはとても大切、そのままにしておくとやめたい気持ちは数時間後、体調が回復するとどこかへ行ってしまいます。
そしてまた新しいビールの缶を開けます。
せっかく出てきた「やめたい」という気持ちから、いますぐ行動に移してください。
私から提案です。
いま自宅でアルコールの感受性を検査できます。
あまり現実をみたくはないかもしれませんが、断酒のきっかけです。
金額は5278円(※税抜き)と飲み会1回分ほどの金額です。
私は断酒後100万以上酒代が浮いている計算ですので、アルコールの感受性検査の金額は酒をやめるとすぐに元がとれます。
あなたが今後使うであろう飲酒金額を考えるとかなり効率的な投資です。
>>自分を知るために「アルコール感受性遺伝子検査キット」 →こちらから
私フカジが実際に検査した記事も書いています。
関連記事:【レビュー】GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キットの断酒への活用方法
【おすすめ】酒の代わりの飲み物
お酒の口寂しさを紛らわしてくれる飲み物では無糖の炭酸水が一番です。
もう10年ぐらい炭酸水飲んでいますが、その中でも最近ハマってて最強ともいえるのがこの梅の炭酸水、まるで梅酒サワー。
くわしくはこちらで見れますのんでみてください↓↓↓
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