禁酒・断酒のはじめ方【800日】

断酒800日成功、断酒の方法

その一杯を飲めば現実を変えた気になれる
飲まなければ現実を変える力が蓄えられる

いつもご訪問ありがとうございます、フカジです。

気がつけば断酒が800日を越えていました。

以前も書いた内容と重複する部分もありますが、800日の断酒や断酒の効果を振り返ります。

酒の依存性は強く、やってきた飲酒欲求を消すには目の前の一杯を飲まないことからスタートするしかありません。

いま飲むと明日も飲みます。

当たり前ですが、断酒800日経過したからといって「彼女が何人もできた」「札束風呂を実現！」など、昔の雑誌広告の怪しいブレスレットのような効果はない。
断酒2日後〜1週間ぐらいで頭の回転が戻る感覚があるが、その後横ばい微上げ程度であまり気が付かないと思う。
しかし、800日経過したいま、断酒前の自分と比較すると確実に変化していることが実感できる。

断酒前の私フカジは20年ほど毎晩晩酌、外に飲みに出たらつぶれるまで酒が止まらず、外で寝る、財布を落とす、醜態をさらすなど行っているらしく（記憶がないからわからない）飲み会の90％は翌日後悔していました。
（※ごく稀に「僅かな醜態さらし」ですみ、おとなしく家に帰って寝ていることがあり、そんなときは胸をなでおろしていた）

翌日は曇った頭で「断酒、禁酒」などネットで検索、断酒の方法やメリットを書いているHPやブログをよく読んでいた。

後悔するたび何度も、何度も禁酒や断酒を試み2日ともたず失敗。

そんな私が800日の断酒に成功したのです。

酒を飲んでいたとき、他人に「飲み過ぎ！」とか「酒を控えたら？」とか言われるとほんとうにうざかったし、面倒だった。

しかし、そう口に出して厳しく言ってくれる人は、あなたのことを思ってくれている人です。
それほどあなたの酔っている姿は醜くひどい状態なので、なにもいわない人の多くの人は口に出さないだけ。

現在、私フカジは飲み会に出席した場合ソフトドリンク、徐々に酔って崩れていく人々とフランクに過ごすのは楽しいですが、人に迷惑をかけるまで飲む姿はやはり、、、過去の自分の姿が見えてきます。

飲み会で多くの人は1〜2杯でソフトドリンクに切り替え、スマートに酒を楽しんでいることに気が付きました。泥酔しているのは1割もいません、私はその1割だったのです。

飲みすぎて二日酔いや後悔している時、あなたの断酒の第一歩となります。
私フカジもそこから踏み出しました。

断酒前の私は自分の飲酒状況を見てみぬふりをしていた、私は「やめようと思えばいつでもやめられる」、「記憶があるときもある」、「この前はちゃんと2杯まででやめた」、、、など、自分は違う、大丈夫と自分を正当化することばかり考えていた。

死ぬまで飲む覚悟

私が断酒をはじめて200日ごろ、父が亡くなった。

父は、すでに病気を抱え弱っていたので、いっしょに断酒しようと持ちかけたが2日も続かず、何十年と飲んでいる酒をトリガーとする病気でその後入院。
入院数週間後、意識がもうろうとしているなか「のみすぎたのがわるかったかな」と弱々しい声が聞こえ、それが最後の言葉となり一週間後息を引き取った。

それはそれは壮絶な1ヶ月の入院だった。

最後の言葉「のみすぎたのがわるかったかな」など、数ヶ月前まで全く私の話を聞かず好きで酒を飲んでいた父の口から聞きたくなかった。

死へ向かう父の姿をみて、このまま酒をのみ続けた30年後の自分の姿が重なりました。

いまあなたの後悔は、飲み続けたら死ぬ直前にもやってきます。

断酒とは、まず、今日飲まないことから始めるしかありません、そして、飲まない一日を積み重ね、断酒とは別のワクワクする事を探します。

その一杯を飲めば現実を変えた気になれる、しかし、飲まなければ現実を変える力が蓄えられる。

もし、いまあなたがビールなり何なりを手にし、その一杯を飲めば現実を変えた気になれるが、明日酔いから覚めたあとは重い頭とダルい体と何も変わっていない日常。
しかし、飲まなければ現実を変える力が蓄えられていきます。

毎晩飲んでたあなたが飲まなくなった場合、確実に人生が変わっていきます。
800日断酒した私フカジが身をもって体験しました。

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