ギタリストの機材

ジミ・ヘンドリクスがウッドストックで使用したストラト

2015-10-22

ジミヘン ストラト ギター IMG 8469
画像:Guitar magazine (ギター・マガジン) 2009年 08月号 表紙 リットーミュージック社

ジミ・ヘンのお墓参りへ行きました | ガーってやればいいんだよ

シアトル 音楽博物館 EMP(Experience Music Project) 2013年訪館

マイクロソフトの創始者の1人、ポール・アレン氏はシアトル出身でロックを愛するミリオネア。
シアトルにポール・アレン氏の膨大な資産で作られた音楽博物館EMP(Experience Music Project)がある。ここには様々なミュージシャンの使用ギターや衣装などが展示されている。

特にシアトルに縁のあるジミ・ヘンドリクスとニルヴァーナの展示物が多くファンなら何日も通いたくなる、たまらない展示物が目白押しだった。

※音楽博物館 EMPは2016年「MoPOP ポップカルチャー博物館」としてリニューアルオープンしている。

68年 フェンダー ストラトキャスター

68年 ストラトキャスターのスペック

  • 指板:ラウンドローズOR貼りメイプル 
  • ボディ:アルダー
  • ヘッド:ラージ
  • ロゴ:モダンロゴ(PAT NO.2個)
  • ペグ:フェンダーF
  • ストリングガイド:
    羽根型(1個)スペーサー付き
  •  

  • ピックガード:白 3P(11点止め)
  • ピックアップ:スタガードポールピース
  • ポジションマーク:白(パーロイド)
  • トレモロユニット:
    プレス駒、鉄製ブロック、クロームプレート
  • スプリングカバー:白 1P (楕円穴)
  • ネックプレート:4点止(F刻印入)
  • ネックデイト:スタンプ
  • サンバーストフィニッシュ:3トーン

年代別ストラトスペックガイド ギターマガジン1994年8月号, ギターマガジン 楽器館 平成9年4月13日発行 p.104 〜105, リットーミュージック社.

目玉の展示物のひとつ、ジミ・ヘンドリクスが伝説のウッドストックでの名演「星条旗よ永遠なれ」の演奏で使用したギターが展示されている。

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オリンピックホワイトのフェンダー、ストラトキャスター68年製

このギターは90年にミッチ・ミッチェルがオークションに出品するためにロンドンのフェンダーアーティストセンターにメンテを依頼した。

このギターのメンテを行ったラッキーなリペアマン、マーティンネヴィルは英国のギタリスト誌に掲載された90年の特集でこのように詳細を述べた。
ネットは左利きのジミ用に逆の順番で弦を張っていたため、スロットの上で何度も向きを入れ替えた形跡があった。
このような貼りメイプル指板をFenderが製造していたのは60年代後半のほんの短期間だけだ。
ヘッドにはタバコの焼け焦げが目立った。ジミは6弦に火のついたタバコを挟んでプレイしていたが長いソロに没頭している間にタバコが燃え尽きてしまった名残だろう。
クリーミーホワイトのフィニッシュ上には彼のシャツからの色移りもあった。
弦はもちろん錆びていたし、フレットも緑がかった色に変わっていたね。

ウッドストックにおける使用機材,ギターマガジン2009年8月号, p.19, リットーミュージック社.

ジミヘン ストラト ギター DSC04088 1024
ジミヘン ストラト ギター DSC04081 1024
ジミヘン ストラト ギター DSC04074 1024
ジミヘン ストラト ギター DSC04068 1024
ジミヘン ストラト ギター DSC04066 1024
画像:実際にジミヘンが使用したフェンダー、ストラトキャスター68年製 2013年撮影 音楽博物館 EMP(Experience Music Project)シアトル 展示物

結果的にあのギターにはサザビーズのオークションで19万8千ポンドの高値がついた。〜〜中略〜〜
93年に再びオークションに出品され、約130万ドルで落札された。
その後民間のオークションを通じて同ギターは最終的にマイクロソフトの共同創設者、ポール・アレン氏の手に渡った。アレン氏の計らいにより、このギターは現在ワシントン州シアトルにあるエクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト・ミュージアム(EMP)に展示されている。

ウッドストックにおける使用機材,ギターマガジン2009年8月号, p.19, リットーミュージック社.

60年代前半に人気の低迷していたストラトをジミヘンは回復させた。
ジミヘンがストラトを使用しなければストラトは現在フェンダーの看板ギターにはなっていなかったかもしれない。
ミュージシャンが楽器を選ぶのか、その楽器がミュージシャンに選ばせるのか。
あのジミヘンがこのネックを握ったと思うとなんとも言えない気持になる。
様々な経緯を経てこの博物館に展示されている、非常にロマンがあります。

ジミヘンやニルヴァーナ以外にもクリッシー・ハインドのテレキャスやキム・ゴードンのベースなど一日ではすべて見きれないほどのボリュームです。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。



 


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