エレキギター初心者、また私のように中年になり再開したなどで、ギター以外に揃えるアクセサリーとしてもってこいなのが今回紹介する「KORG Beat Boy」です、同様の価格帯、機能で人気の「BOSS TU-88」と比較します。
ギターの上達に欠かせないのはチューニング、リズム(メトロノーム)にあわせるということで、さらにエレキはアンプに通した音で自分の演奏を客観的に聴くということも上達を加速させます。
ギターエフェクターやアクセサリーといえばやはり「BOSS」、初心者なにかと壊れにくいなどBOSSが安心なので「BOSS TU-88」を選びたくなり迷うと思いますが、私フカジは「KORG Beat Boy」をおすすめします。
と、いうわけで私フカジが、なぜ定番「BOSS」ではなく「KORG Beat Boy」の購入をおすすめするかを、2機種を比較しながら解説していきたいと思います。
両機種とも販売終了品ですが良い機材なので記事にしました。
エレキギター初心者に「KORG Beat Boy」をおすすめする理由
「KORG Beat Boy」と「BOSS TU-88」スペック比較表
製品名 | 「KORG Beat Boy」 | 「BOSS TU-88」 |
価格 | 4000~5000円 | 4000~5000円 |
主な機能 | チューナー、リズム、エフェクター、レコーダー | ヘッドフォン・アンプ、メトロノーム、チューナー |
録音機能 | 可能 20トラック | 不可 |
リズムパターン | 100種類ドラム音色あり | メトロノームパターン |
エフェクター | Overdrive、Distortion | なし |
スピーカー | あり | なし |
内蔵マイク | あり(アコーステックも対応) | なし |
電源 | 単4 形電池2 本(アルカリ乾電池、ニッケル水素電池) | 乾電池006P形(9V)(マンガン)AC アダプター可 |
大きさ重さ | 111 (W) ✕82 (D) ✕18 (H) mm 122g | 幅 (W)140.0 mm奥行き (D)79.5 mm 高さ (H)30.1 mm 190g |
録音でき客観的に自分の演奏が聴ける
正直なところ「KORG Beat Boy」を選ぶ理由はここ「録音できる」ことです。
冒頭でも書きましたが、ギターが上達するにはしっかりとチューニングしたギターでリズム、メトロノームにできる限り合わせ、アンプの音で客観的に自分の演奏を聴くことです。
「BOSS TU-88」ではチューニングとメトロノーム、アンプシミュレーションはついていますが、録音機能がありません、これは小さいようで大きな差です。
内蔵されているリズムパターンが豊富
メトロノームの音だけでなくちゃんとしたドラム音色で100種類ものリズム・パターンが内蔵されており、リズムパターンに早くからなれることができます。
実際のドラムキット音色で再生されるパターンに合わせて練習していると、初めてバンドでドラムに合わせるときも違和感なく演奏できるでしょう。
またパターンを再生することにより、様々なリズムの「ノリ」を知らず知らずのうちに学習できることも初心者には強みです。
「KORG Beat Boy」と「BOSS TU-88」で迷う点
見た目の好みが分かれそう
ここは完全に好みです、「BOSS TU-88」はシンプルですが「KORG Beat Boy」はおもちゃっぽい印象を受けてしまいますね。
結局iPhoneやスマホでもいんじゃない?
そう思ったあなた、良いところをついています。
2018年現在、40代の私フカジがギターをはじめたころと比べエフェクター、ギターアクセサリーはかなり進歩しました。
さらにいえば私が10代の頃はiPhoneなんてドラえもんの道具のようで自分が持つなんて夢にも思っていませんでした。
ぶっちゃけ、アンプもエフェクターもこの「KORG Beat Boy」や「BOSS TU-88」の機能などもiPhone一台でどうにかなります。
ところが、30年前と変わっていない部分、これはこの先も変わらないと思いますが、
「練習しないと上達しない」ということです。
Char: ギターって、練習しなきゃいけねえからな。
布袋: そうなんだよね。時間が掛かるんですよねぇ。
Char: 時間が掛かるんだよ。だから今の時代だと…でもまた増えてきているような気がするんだけど、意外と。
引用:Char 布袋寅泰 対談 Char meets ???? TALKING GUITARS CharXギタリスト対談集 vol.1 2009年5月号 ,P35 シンコーミュージック.
Charさんや布袋さんのような大御所でもコツコツ練習しているのです。
初心者ならなおさらその練習も持続させる工夫、効率的な練習など必要となります。
効率的に練習できる「KORG Beat Boy」
上達するギタリストは、情熱や根性ももちろん必要で、身体面でも有利に越したことはないですがいろいろな面で効率的なんですよね。
いかに持続させるか、ギターの練習においても「ギターを手にもつまでの負担」まで減らしているというか、細かく工夫しているように思います。
上達するには気分ノらない日も練習が必要です。
そんな日にギターを持つには面倒なことをできる限り減らすことです。
iPhoneより「KORG Beat Boy」が勝っている部分は練習までの工程を短縮できる部分です。
さらにアプリのアンプシミュレーションでは「レイテンシー」という、実際に引いた音から出力される音の遅れ、遅延がまだあるような気がします。
最初の頃はあまり気にならないかもれません、また今後iPhone、スマホの処理速度が上がり解消されるかもしれませんが、専用機である「KORG Beat Boy」の快適さには劣りますし、レイテンシーは上達にも支障が出る可能性があります。
さらに予算があればズームのG3などのルーパー付マルチエフェクターもありです。が、
とりあえず「KORG Beat Boy」は数千円で購入できますしこの先ギターを引く限り活用できるツールです。
「KORG Beat Boy」をおすすめする人
- チューナーもメトロノームも持っていない
- これまでiPhone、スマホで練習してきたが上達しない
- ギターがうまくなりたいが練習が面倒と感じる
- 予算5000円以下で考えている
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まとめ
何十年も前からプロのギタリストの定番チューナーはKORG、BOSS、布袋さんの足元のチューナーもソロはKORG、ボウイ時代はBOSSでした。
「KORG Beat Boy」と「BOSS TU-88」の比較というよりiPhoneスマホとの比較になってしまいましたが、自宅で少し弾くだけとかではなく本格的にライブなどしたいと考えているのであれば、様々な面で専用機材が必要になる場面がきます。
「KORG Beat Boy」はギターを弾き続ける限り、また壊れるまでギタリストなら使うツールです。
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