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エイベックスがJASRACを離脱とのニュースでオーケン事件を思いだす

投稿日:2015-10-17 更新日:

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エイベックスがJASRACを離脱

音楽好きなら一度は興味を持ったことがあると思われる一般社団法人日本音楽著作権協会JASRAC。





そのJASRACをエイベックスが離脱とのニュースを見た。

エイベックスがJASRAC離脱 音楽著作権、独占に風穴  :日本経済新聞

(リンク先は「日経新聞(https://www.nikkei.com/)」の記事です。)

JASRACのおかげでヒットを飛ばしたアーティストはその後も食っていけるし、ミュージシャンを目指す若者は印税生活という夢が見れる。

しかし、大人になって耳にする一般社団法人日本音楽著作権協会のニュースなどの話はあまり良いものではないことが多かった。
細々やっている飲食店やライブハウスからびっくりするような金額の著作権料を徴収したり、大槻ケンヂさんのオーケン事件の話などだ。

オーケン事件とは

JASRACによる音楽独占管理が批判に上がる際、よく引き合いに出されるのが通称「オーケン事件」であった。
自身が作詞した「高円寺心中」をエッセイに載せたところ、JASRACに歌詞の使用料を求められ、しかも印税として還元されなかったという話である。
大槻本人が「使用料を徴収されたことはない。都市伝説だと思う」と公式に否定している

引用元:Wikipedia 大槻ケンヂ 逸話

このオーケン事件の真相はその後、2008年に雑誌「ぴあ」で本人が都市伝説と話していたとのこと、噂だったのか、なんだか残念だ。

大槻ケンヂがJASRAC「オーケン事件」の真相を語る - 音楽ナタリー

JASRACの音楽独占管理が強力になってきたのは、パソコンの普及で誰でもCDが複製できるようになったころからのような気がする、90年代前半ごろまではまだのほほんとしたものだったような記憶がある。

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JASRACのBGM管理

コピーコントロールCD(CCCD)あたりからざわつき始めて、以下のJASRAC「公衆送信の伝達」のプレスリリース頃からそれまであまり気にせずに営業していた飲食店なども対象になった。

プレスリリース - 日本音楽著作権協会(JASRAC)

「公衆送信の伝達」BGMの管理が始まり、飲食店のBGMはとりあえず有線に加入しておく逃げ道で対処していたようだが、お店こだわりのBGMが消えた。

スーパーなどでかかっている有線のインストヒットメドレーはBGMにはちょうど良いのかもしれないが、メロディが耳からすり抜けて行き心に引っかからない。

インターネットの普及とテレビ離れなどCDが売れなくなる要素は沢山あり、生活環境の進化とあわせて仕方ないことなのかもしれない。

しかし、音楽をいいなと思う瞬間は自宅でスピーカーの前にかしこまった時ではなく、何気ない日常の中にふと聴こえてきたメロディである場合も多々ある。

上記のBGMの管理は管理側はお金は取りやすいのかもしれないが、新たな音楽好きを増やすという観点からはマイナスだ。
音楽好きの減少はどうなるか、それは15年経過した現在もう答えがでているのではないだろうか?

ネットが普及し始めのころに、MIDI職人が沢山のファイルをホームページ上にアップしていた平和な時代があった。
しかし、JASRACの通称MIDI狩りなんてのが始まり、耳コピしてMIDIファイルをアップしていたページがことごとく無くなることとなる。

レベルの高いデータも多く、練習やアレンジの際助かっていたが、ほぼ全て閉鎖になった。
MIDIデータを読み込みスコアで見てその楽曲の良さにあらためて気付くこともあったから音楽好きを広げることにもなっていたのでは、と今になって思ったりもする。

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音楽は音楽好きだけではなく、より多くの人の耳に触れなければ先は広がらない。
儲けはあとからついてくるんだろう。

JASRACがあるからこそ、アーティストは生活できるというのもあるだろうが、今回のエイベックスがJASRACを離脱するとのことで、なにかしら今後の音楽業界は変わるはず、どう転ぶにしろ楽しみだ。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。





 

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