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秘密と幸せの女神は勇者に味方する(布袋寅泰著)を読んで

2014-12-13

布袋寅泰 秘密

このブログを書き始める数ヶ月前まで、毎晩ビールや何かお酒を酔っ払うまで飲み、一日たりともアルコールが入らない日はなかった。それを20年弱。

最初は酒なんかやめて正解だと無理やり思いこむようにして飲まないようにしていたが、今はなぜもっとはやく飲むことを止めなかったのかと後悔している、仕方ない。いま気がついただけ良かった。

毎晩飲んでいた期間は、音楽に関してはほとんど興味が沸かなくなっていたので、浦島太郎のような状態です。

自宅にある古い雑誌などで、ここまで記事を書いてきたが、BOOWYメンバーや山下久美子さんも、自伝的本を出版していたことを知った。

本屋で、布袋さんの「幸せの女神は勇者に味方する」を見つけ、こんなの出してたんだ〜と手に取り、そういえば何年か前「秘密」という本を出していたなと、いまさらながら両方読みました。

「秘密」を濃縮し自己啓発本のようにしたのが「幸せの女神は勇者に味方する」のような印象。
秘密が2006年、幸せの女神が2013年と7年も間が開いている。ほんとうに浦島太郎みたいな気分ですよ。

2冊で内容が被っている部分もあるが、布袋さんの考えや、過去の出来事などが赤裸々に語られており、永ちゃんの記事で書いたのですが、「成り上がり」を読んだ時のように夢中になって一気に2冊読んでしまいました。

布袋さんが40歳の時に遭った怪我で大きく何かが変わったようですね。この本で読むまで、当時ニュースか何かできいたのですが、こんなに大怪我だとは知りませんでした。

読み進めながら、自分がなぜ布袋さんの音楽を聴かなくなったのか、とかまで考え、20数年前、毎週ミュージックスクエアの放送を楽しみにしていた気分が蘇ってきたのです。

ステージ上では最高にカッコイイ弾き方で、最高に気持ち良いギターを弾き、ラジオでしゃべると音楽マニアで優しそうなお兄さん。ラジオを聞きながら恐れ多くも非常に親近感を覚え、ますますファンになっていったのです。

布袋さんがコワモテ系のキャラに移行時期と新譜を購入しなくなる時期が被っていて、私も自分で曲を作ったりするようになっていったので、布袋さんの新譜は聴かずともミュージック・スクエアで紹介したバンドから広がっていった音を聴いていました。

どこかに昔の布袋さんみたいな音は無いかなと探していた感じでもあります。

昔の雑誌を引っ張りだしたり布袋参加作品曲紹介などして、あらためてBOOWYの歴史や布袋さんの若かりし日々を調べると、ほんとに凄い人だと思います。そして成功からずっと第一線で活躍し続けている。

いま、聴かなくなっていた期間の布袋さんのアルバムを少しづつさかのぼっています。
東大寺の前で演奏している「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」とか最高ですね。

民生さんの記事でも触れましたが、活躍し続けるその裏にある計り知れないプレッシャーや積み重ねを思うと酒に逃げた自分が恥ずかしい。

これまで自己啓発本はあまり読まなかった、というか面白く感じなかったのですが、布袋さんの本は素直に受け止められました。フランジャーをいち度に10個かけたみたいな状態を乗り越え、こんな素晴らしいギターを弾き、何十年たっても色褪せない音を作った人のいうことですから、断酒と同じく今からでも遅くない、自分の生活に取り入れようと思います。

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