Theピーズ マスカキザルぐらいのころ
ハルさんの女心をくすぐるルックス
ちょっとエッチな日常を書いた詞
アビさんのしびれるギター
ドラムは、、よくかわっていた。
兄弟だったカステラとともに80年代バンドブームをよく表したバンドだ。
とても女の子受けが良いバンドだった。売れてるバンドを聴き飽きた女の子たちがメジャーとはちょっと違う音を求め、表立って性欲を露わにできない悶々とした気持ちの発散に一役かっていたと思う。
名曲「バカになったのに」のひねくれた後悔のブルースでデビュー、後悔の念をいつも曲に込めるけど、前に進む力強いハルさん。
全盛期のステージ上でも「カリスマ気取りだぜ〜」と名言を吐くナナメっぷり、 ダメ男だが実は頭いいところに女の子たちは惹かれちゃいます。
ここでは今更引っ張りだされたくないであろう1990年ごろの酒ににまつわるインタビューと機材を紹介します。
ハルさんの酒の飲み方について
ーーー最近は体の調子どう?酒飲みすぎてない?
ハルさん:やっぱ12月は飲まなきゃダメですよ、12月になった時点でそれまで飲んでた量の5倍ぐらいに増やさなきゃ日本人の心じゃないですよ(笑)ほとんど、最近は一人で飲んでる、日本酒を5合
この間ライブの前、昼の11時まで飲んでて、なんかもう死人のような皮膚の色だった(笑)
その日のライブ俺はもう最悪のライブになったと思って落ち込んでたの。そしたらファンからの手紙で、「この間のロフトは渋くて、語りかけるような歌が良かったです。」って。
語りかけるようにしかできなかった。大声出すとゲロ吐きそうになるんだもん(笑)
〜バンドやろうぜ 1991年3月号 JICC〜
アビさんのしびれるギターが生まれるまで
ーーー一番最初に聞いたのは
カーペンターズ、キッスーーー中学高校の頃は?
パンクやRC、バンドをちゃんと始めてからは、キンクスやスモール・フェイセス、フーの初期ーーー練習は?
レコード聞いてアクション付きでやってた(笑)
親によく見られてね、たまに酒入ってたりすると「あんた気が狂ったんじゃないの」とか(笑〜バンドやろうぜ 1990年12月号 JICC〜
数年前見たライブのMCでお酒をやめたと話していたハルさん。活動休止中に調理師免許までとり、アビさんは就職し、いろいろあったのだろうがいまは現役でバンド頑張っている。
以下「マスカキザル」ぐらいの頃、けっこうお金がかかっていそうな機材を紹介します。
Theピーズ 使用楽器 1990年頃
〜バンドやろうぜ 1991年1月号 JICC〜
ハルさん
- フェンダーUSA ジャズ・ベース
- アンプヘッド AMP MODEL BH−260
- スピーカー エレクトロボイス
アビさん
- 「combat」のレスポールJrタイプ オーダーメイド
⇒ボディ:メイプルトップ・マホガニーバックで薄め
⇒PU:フロント・リアともにP90タイプ
※combatとは人気のギター工房 - 「CHICK」のストラトタイプ ※詳細不明
- アンプ:ヘッド/ボトムともにMESA BOOGIE
- レクサーのワイアレス
- エフェクターはなし。 ※アンプの切り替えスイッチのみ