布袋寅泰とPINK
断酒ブログがいつの間にかBOOWY時代の布袋さんが好きだという路線がメインになり更新してきました、このまま行こうと思います。
BOOWYの公式アルバムやGUITARHYTHM、COMPLEX、山下久美子作品を繰り返し聴いて、それが92年ぐらいです
その頃「PATiPATi ROCK'N'ROLL 」がBOOWY特集を組みました。そこで布袋さん参加作品の数々を知ります。
お金もないし近所のレンタルショップにあるものから聴き始めて、吉川晃司、小泉今日子、鈴木雅之あたりまで参加していて、とても新鮮に聴こえた記憶があります。
そんななか、レンタルショップに無くどうしても聴きたかったのがこの「PINK」の1st(94年再発盤)です。
■「PINK」1stアルバム
アルファ・ムーン 1985年5月発売
- DANCE AWAY
- ILLUSION
- YOUNG GENIUS
- ZEAN ZEAN
- SECRET LIFE
- SOUL FLIGHT
- RAMON LIGHT
- 人体星月夜2
PINK1stアルバムはいまなかなか手に入らないようです、手に入りやすいのはゴールデン☆ベスト ULTIMATE PINKはAmazonのunlimited でも聴け布袋さん参加のDANCE AWAY、ILLUSIONも入ってます!
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「PINK」とは1983年〜1989年まで活動したバンドで、メンバーチェンジがありますがこの1stの頃のメンバーと布袋さんのつながりは以下のとおりです。
- 福岡ユタカ(Vo)
- 岡野ハジメ(B)
- 矢壁アツノブ(Ds)
- ホッピー神山(Key)
- 渋谷ヒデヒロ(G)
- スティーヴ衛藤(パーカッション)
→このアルバムでギターを弾いて欲しいと布袋さんに依頼したそうです※ミュージック・スクエア90/9/27談
⇒44 MAGNUM-FOUR FINGERS
⇒とくに見つからず
⇒GUITARHYTHMなど多数、ホッピー神山プロデュース作品に布袋ギターありという感じです。
⇒とくに見つからず
⇒GUITARHYTHMツアー、COMPLEXツアーメンバーなど多数
※ボーカルの福岡ユタカさんは、数年前ニュースステーションのテーマ曲を担当していました。PINKの詳細はWikipediaに記載されていますので、興味のある方はご確認ください。
PINK 1stへの布袋寅泰参加曲について
ちょっと記憶が薄れてきているんですが、PATiPATiROCK'N'ROLL のBOOWY特集で、この「PINK」1stの「DANCE AWAY」で布袋さんがギター・ソロを弾いていて、そのギターソロを聴いて「こんなギター弾く奴はいない」というニュアンスで誰かが言ったと。
※この発言、誰だったか思い出せません、吉田建さんだったかな。
その、布袋さんの弾いた「誰も弾かないようなギター・ソロ」を聴きたいと思ってしばらく経った頃、ちょうど再発されたのがこのCDです。このアルバムでは2曲、布袋さんはギターをレコーディング、こちらもPLAYERの連載記事に記述があります。
その曲はTr.1「DANCE AWAY」Tr.2「ILLUSION」のようです。
■「DANCE AWAY」では、十代の透明な感情を表すかのようなこの曲にみごとにハマる混沌としたギターは、ハーモナイザーのかかったまさしく布袋さんの音でした。ギターソロやブリッジからサビにつながるシンコペーションのフレーズの高揚感は今聴いても、グッと気持ちを持っていかれる魅力があります。
この時期の布袋さんにギター・マガジンが冷たかった、というわけが何となく分かる時代を先取りした「誰も弾けない」布袋さんらしいギター・ソロが聴けます。
■「ILLUSION」こちらもハーモナイザーがかかった方のギターが布袋さんと思われます。あまり主張せずもキレのあるプレイは布袋さんの職人的な技が堪能できます。
以下は2ちゃんねるの書き込みですが、再発されたBOXセットにホッピー神山さんの解説が付属されているようで、そこからの抜粋のようです。
【電脳的】PINK・4th【肉体派】
364 名前: 伝説の名無しさん Mail: sage 投稿日: 2011/09/07(水) 15:57:47.33
ILLUSION;
ソリッドなブリティッシュ・ギターと思わせる演奏は、ゲスト・ギタリストの布袋君
DANCE AWAY;
この曲もゲスト・ギターは布袋君
MaxsonのハーモナイザーとRolandのアンプJC-120を駆使したギターサウンドは
これぞ布袋サウンドと呼んでもいいもの
Notes by Hoppy
以下こちらのURL(2ちゃんねる)
https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/legend/1244123812/l50#legend/1244123812/364
現在、PINK 1stは廃盤ですが、上記2曲はベスト「ゴールデン☆ベスト ULTIMATE」に収録されています。
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酒好きのロック好きにはたまんない、AC/DCのテキーラ、マーシャルのクラフトビール、ポーグスのアイリッシュ ウイスキー、ヨシキやストーンズのワイン…しびれます。
ホッピー神山フェバリットや当時の使用機材など
ホッピー神山さんは様々なアルバムをプロデュースしていて、布袋さんとタッグを組んで様々な作品を世に出し、GUITARHYTHM Ⅰにつながっていきます。
この時期の布袋さんとホッピー神山さんはお互いに刺激を与え合っていたと推測できます。
ちょうどその頃の89年に、ホッピー神山さんのインタビューが出てきました。
スクラップしていた物なので、詳細な号はわからないのですが、1989年ごろの「CDデータ」です。
ホッピー神山 インタビュー
・生まれて初めて自分で買ったレコードは?
ーーマイク・ビッカーズ「キャプテンスカーレット」(S43年、9歳の時)
・音楽に目覚めたこの一曲といえば?
ーーローリング・ストーンズ「シーズ・ア・レインボー」(S42年。8歳の時)
・自分に影響を与えたと思われる人物を3人挙げてください。
ーーラフマニノフ、ビラロボス、イベール
・あなたのフェバリットアルバムベスト10を挙げてください、またそれについての寸評もお願いします
フェバリットアルバムベスト10
※それぞれAmazonのページヘリンクしています。
- フライング・リザーズ1st(’80年発表)ミュージック・ファクトリーmg border="0" width="1" height="1" src="https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2BWDPJ+48F16Q+249K+BWGDT" alt=""/>
- ベルベットアンダーグラウンド&ニコ1st(’67年発表)
- スパークス「プロパガンダ」(’74年発表)
- デビッド・アレン「グッド・モーニング」(’76年発表)
- エグベルトギスモンティー「CIDADE CORACAO」(’85年発表)
- カン「フューチャー・デイズ」(’73年発表)
- ニナ・ハーゲン「ウンバ・ハーゲン」
- デュッセルドルフ「ビバ」(’78年発表)
- ピンク・フロイド「レリックス」(’71年発表)※ピンク・フロイドの道
- パーラメント「アースツアーライブ」
4はスペインのマジョルカ島で現地ミュージシャンをセッションしている、すごくアットホームな作品。
1は本来音楽のあるべき楽しさ、純粋さが現れていて勇気付けられる。
2、6、9はアグレッシブでストイックな物の基本形として教科書的存在
〜1989年「CDデータ」角川書店 Oh!マイフェバリットALBUM BEST10【ミュージシャン編】P71〜
お試し期間あり
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昔タワレコやトラックスに通い詰めで血眼になって探してもなかったあの曲が普通にあるんですよ♪
初めてPINKを聴いたのは「CYBER」というアルバムでしたが小学生であったため、よくわからず少しの期間で上から他のアルバムを録音してしまいました。
しかし、キーボードの音色だけ頭に残っていて、初めて山下久美子さんの「ハッピー・バースデイ…トゥ・ミー」を聴いた時、あ!これはPINKの音だ!と「CYBER」から3年ぐらい経過していたが思い出しました。
GUITARHYTHM制作ぐらい、1988年のホッピー神山さんの使用機材についてのインタビューが以下です。
機材についてインタビュー
ーーーライブで使っている使っている4台のキーボードが僕の使用機材のメーンです。プロフィット5、DX7 、EmuⅡ、プロフィットVS。
まず、自分の欲しい音というのはプロフィット5にすべて入っているんですよ。
で、どうしても物足りないと思うときにDX7の音を加える、という感じです。
DXの音を単体で使うことはほとんどないです。EmuⅡは効果としてライブの時に多少つかってますけどファクトリーの音色にちょっと手を加えているのでオリジナルな音色になっています。
プロフィットVSはデジタルなんだけどアナログに近い感じで複雑なモジュレーションがかけられるので、面白い使い方ができます。
昔のムーグのようなニュアンスとか。
〜1988年 7月号「CDデータ」角川書店 よーくわかる楽器事典 楽器やろうぜ!〜
久しぶりにPINKを聴いてみましたが、天才集団と言われただけあってかなり演奏が卓越しています、購入当時は布袋さんの参加している曲しか聴いていなかったのですが、今聴いてもかっこいい。
サザンの桑田さんがとても気に入っていたという「4. ZEAN ZEAN」はyoutbeにライブ映像があり、うねりまくっています。
また、同時期にもう一枚、3rdの「Psycho-Delicious」というアルバムも購入していたのですが、このアルバムでいちばんのお気に入りであったTr.2「NAKED CHILD」という曲、あらためて強烈です!すべての楽器がたまらないですね、断酒してピュアになった脳内に快楽物質が出まくります(笑)
アマゾンやヤフオクみると、廃盤が理由だと思うのですが値段があがっていますね、2013年に発売されている「PINK BOX 完全生産限定」のBOXセットなんて定価¥10000なのに¥30000以上の値段になってます。
今回はPINKの思い出でした、手元にある布袋さん参加作品を順番にレビューしようと考えています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
PINK 1stアルバムはいまなかなか手に入らないようです、手に入りやすいのはゴールデン☆ベスト ULTIMATE PINKはAmazonのunlimited でも聴けます。
嬉しいことに布袋さん参加の「DANCE AWAY」「ILLUSION」もベスト ULTIMATEに収録されているようです。
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