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デーモン閣下に学ぶ人間界で夢を現実にする技術

2014-12-28

デーモン閣下 我は求め訴えたり 8

著作「我は求め訴えたり」は100023歳という年齢で執筆

デーモン閣下著の「我は求め訴えたり」を20年以上ぶりに読み返しました。
初版は87年の3月で、もう30年ぐらい前の本ですが、いま読み返すとどれだけ閣下が先を見通していたかがわかります。

さすが悪魔です、人間のことなどすべてお見通しなのです。

自己啓発本の多くはD・カーネギーの著作を下敷きにされているといわれていますが、1987年3月以降の日本の自己啓発本はこの閣下の著作を下敷きに執筆されているのではと錯覚するほど、もうすぐ2015年になろうかという現在、書店で目にするタイトルのような見出しが並びます。

デーモン閣下 我は求め訴えたり1

  • ウマイメシにはわけがある
  • 神に頼るな自分の胸に訊け
  • 人間は内容より外見である
  • 付和雷同、優柔不断は「死」あるのみ
  • つまらんことにこだわっているではないぜよ
  • 最終的に勝たねば意味がないのだ
  • 横綱を目指さなければ十両にもなれぬ

デーモン閣下(著)「我は求め訴えたり」NESCO社 目次より

閣下より「人間は内容より外見である」なんて大まじめに語られるのです、ありがたくてたまりません!
内容も機会があれば是非読んでいただきたいのですが、この見出しだけでも紙に書いたりしてトイレや玄関に貼っておくと自己改革できそうです。

デーモン閣下 我は求め訴えたり0

そして、刺激的ですが見出しだけではよくわからないものも、読み進めれば、なるほどこんな視点があったのか!と
目からうろこな文章が次から次へでてきます。読み終えたあと付箋とマーカーだらけになりました(笑)

  • カプセル怪獣計画
  • ジャガイモにはいくつも芽がある
  • 人類は俺様をハゲにしようとしている
  • 空気が見えたっていいじゃないか
  • 画期的校則「集団だるまさんがころんだ」
  • 鬼退治の桃太郎こそ侵略者の鏡

デーモン閣下(著)「我は求め訴えたり」NESCO社 目次より

普通の文筆家なら、ひとつの見出しで引き伸ばし内容を薄めて一冊にしてしまうようなところを、閣下は惜しげも無く、底抜けなユーモアと痛快な切り口で密度濃く何十冊分の内容がこの一冊に詰め込まれています。
過激に書き過ぎでは無いかと、いい歳になったフカジは心配してしまいますが、悪魔なので問題なしでしょう。

閣下の世を忍ぶ仮の高校時代の夢

閣下の世を忍ぶ仮の姿での将来の夢は卒業アルバムなどに書かされる
「将来やりたい仕事」を見ると一目瞭然なのである
・怪獣映画の監督 ⇒小5の学級文集
・政治家 ⇒小6の卒業アルバム
・ジャーナリスト ⇒中学の卒業アルバム
・高校生の卒業アルバム ⇒相撲評論家

デーモン閣下(著)「我は求め訴えたり」NESCO社 P68 より

聖飢魔IIの音源を持っていなかったのですが、たまたま聞いたオールナイトニッポンで道路交通情報センターの「働いている身としてはざまあみろですね」の発言を面白がった閣下をフカジは好きになってしまい、その後この本を購入するにいたります。

オールナイトニッポンのパーソナリティー時代にも大相撲コーナーを設け、PSY・Sのボーカルのチャカさんと相撲を盛り上げていた記憶がありましたが、実際に解説者になった時は正直ビックリしました。

はたから見ればすごい回り道をしているように感じますが、高校生の頃の夢である相撲評論家の夢がかなっているわけですよ。

閣下は元々頭がよく自分とは器が違うなど思わずにこの本から受けた刺激を少しでも自分に取り入れようと思います。

今から思い描く夢やワクワクすることがやってきそうです。

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デーモン閣下に学ぶ人間界で夢を現実にする技術

今回読んでフカジが感じたことです。

役を演じる

⇒最高で最強の自分をイメージすることで、どんなことでも自信満々で望める、悪魔は無敵です

ユーモアで笑い飛ばす

⇒ネガティブな出来事もゼウスの仕業。
神のしわざで悪いことがおきているという、絡まる思考(笑)悪いことが起きても笑いがこみ上げ前向きになれる

ブレない

⇒及川光博さんもいつの間にか「王子」をやめた、それだけブレずに貫き通すのはエネルギーがいるし信念が必要

自分に置き換える

■断酒している自分

役を演じる

⇒シラフの自分が最高

ユーモアで笑い飛ばす

⇒これまで酒で潰し醜態をさらした20年があってこそ、いま酒を飲まない自分の良さがわかる

ブレない

⇒酒は飲まないと決めたらもう飲まない

実際、もう飲みたい気持ちはないのですが、ひとつの山である正月を乗り切るために、自分に言い聞かせます(笑)

様々なパターンが作れます。

■収入が倍になっている自分

役を演じる

⇒収入が倍になっているイメージを常に描く。そして現実に起きている感覚で物事を見たり接したりする

ユーモアで笑い飛ばす

⇒実際になっていなくても、行く手を阻む嫉妬している奴がどこにでもいるよと笑う

ブレない

⇒日々のスキルアップは欠かさない

やはりどこかの自己啓発書に書いてあるようなことになりましたが、閣下のお言葉から感じたことです。
重みが違います、すぐに実践に移します。

しかしまぁ、この本を最後まで読めば吾輩の日頃の発言がその場その場の言い逃れではなくきちんと筋のとおった思想下にあることがわかってもらえるはずだ。
デーモン閣下(著)「我は求め訴えたり」NESCO社 まえがき より

中学生のころ私フカジは、この閣下の著作と藤子・F・不二雄先生の異色短編に様々な角度から物事を見るということを教わりました。

先日、RSSリーダーに入ってきた2chまとめの記事に閣下のことが書いてあり、懐かしくなってこの本を思い出し実家の奥から引っ張りだして読みました。
当時はよくわからなかったと思われる箇所も中学生の頃に比べれば理解ができたと思います。

古い本ですが本に書かれていることがずっと閣下の根底にあると思います。

デビューから受け入れられ現在も多方面の第一線で活躍されているということは、悪魔界だけでなく人間界でも閣下の思想がお墨付ききということです。30年近く経過して立証されました。

この本にはまだまだ沢山人間界を生き抜くヒントが詰まっているような気がします。

今後も何度もありがたく読まさせていただきます。


 

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