ガーってやればいいんだよ

BOSSアナログディレイDM3から布袋寅泰使用機材のドンズバを考える

ディレイ 布袋 エフェクターIMG 6009

BOSSアナログディレイDM3


以前購入したBOSSのDM3がでてきた。

アナログディレイは温かみあるディレイ音と発振が醍醐味(奥田民生さんも手元で調節してウネウネと楽しそうな音をだしている)で、久しぶりに発振させてみるとやはり気持ち良い。
DM2も所有していたことがあったが、値段の高騰っぷりに驚きいつかギターを全く弾かなかった頃に手放してしまった。

両方を試してみると違いはほんとうに僅かで、普通の一般ギタリストが使う分には好みで両方とも良い音ということになる。

DM3は1984年にから88年まで発売されたBOSSのアナログディレイDM2の後継機種である。
DM2よりBBD素子を低電圧のものにグレードアップしローノイズ化されたとのこと、価格は定価19800円。

オペアンプもローノイズといわれるJRC4558DDが搭載されている。

ディレイ 布袋 エフェクターイメージ

ミュージシャンのドンズバ機材とは

DM2は売ってもいいやと思ったが(なにせ購入金額の倍ぐらいになっていた)、DM3は持っておこうと思った理由は布袋さんが使用していたというドンズバ機材だからだ。

※ドンズバって誰が言い始めたんだろうか?ネットではミュージシャン使用機材をドンズバ機材という呼び名で話が進んでいるのでこのブログでも多用させてもらっています。

ある程度のいい音は経験と訓練でわかるようになるが、その一段上の音を聴き分ける能力は限られたごく一部の人にしか備わっていない。

エフェクターは1目盛でニュアンスがかなり変わってくるから使い方には気をつけなくちゃね。
〜〜〜〜クリアな音、歪んだ音創りの一例。 布袋寅泰 プレイヤー 1986年 5月号 プレイヤー・コーポレーション

エフェクターの使い方についての質問も多かったな。 沢山使えば勝ちっつーわけじゃないヨネ。 必要に応じて最小限のものを最大限に生かす事が大切。 1曲の中でもうまく使いわけて、スパイスのきいたプレーを目指してほしい。 塩ばかりだったり、辛すぎたりするのってまずいものネ。 エフェクターもそういう感覚で使うと強い味方だヨネ。
 もっともっと皆な音に対して研究熱心にならなくちゃネ。 これをこうするとこうなる的なノウハウみたいな物をしっかりとつかもうネ。 好きな女の子の事だとケツのホクロまで知りたいくせに・・・ギターだって、そんなささいな愛情を欲しているんです。

〜〜〜〜曲を印象づけるという意味ではとても重要なリフ!+質問コーナー(番外編) 布袋寅泰 PLAYER 1984年 5月号 プレイヤー・コーポレーション

計り知れない訓練によって備わる人、最初から持っている人、たぶんその両方かもしれないが、多くの人は普通のギタリストで終わる。

良い楽器を優れたミュージシャンが選び出し、その楽器の力を引き出す、時に開発者が意図しなかったポテンシャルを発見してしまう。

優れたミュージシャンが選び出した機材とは、ポテンシャルがあった上にそのミュージシャンが音楽のマジックをかけた機材なのだ。

オカルトっぽくなるが、音楽のような目に見えないものが確実に自分に快感を与えている以上、私フカジはそこに何かあると思う。

このDM3を使った音を、人生でいちばん吸収力の高い多感な時期に何度もGUITARHYTHM1のアルバムで聴いた。

このDM3の発振には理屈抜きに耳が反応してしまう。

機材購入の満足度と良い音

自分にとって良い音というのは、自分がカッコイイと直感で感じた音を何度も繰り返し聴いて体に染み込ませた音だ。

そして鶏が先か卵が先かのようになってしまうが、直感を鍛えるには良い音を何度も繰り返し聴いて体に染み込ませるしかない。

私フカジにとって良い音は何度も何度も聴いた布袋さんの音なのだ。

今度BOSSより新しいディレイ「DD-500」が発売されるらしくDMシリーズのモデリングも入っているようだ。
見た目もスタイリッシュで、現在の技術で強烈なクオリティのディレイ音が出力されると想像でき、購買欲をそそられる。

BOSS DD-500 | Digital Delay

ディレイをいま足元のシステムに組み込むというならばDM500は非常に便利だと思うが、布袋さんの音を再現しようというならば、個体差はあるかもしれないがドンズバのDM3を購入したほうが最終的に満足すると思う。

布袋さんのファンの年齢層が上がっていき、子供も手を離れ、ある程度自分の自由になるお金を持ってくる歳になってきている。

私の世代(40代ぐらい)はインターネットの波に乗れなかった人もいて、つい数年前までパソコンもネットも仕事でしか使わないという友人もいた。わりと今はスマホの普及で使用しているようだが、ネットの情報をみていない人もいる。

BOOWY世代が退職する15年〜20年後ぐらいがピークで今後さらにドンズバ機材の価格は下がることはないと思う、年々状態の良いものは少なくなっているし、やはり皆が欲しがるものは高くなるのでお手頃なのをみつけたら買っておいたほうがよいと思う。

最後までお読みくださりありがとうございました。



こちらはDM-2を発振させた動画です。


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