エフェクター・機材

BOSS スーパーオーバードライブのオペアンプ(JRC4558D艶ありのSD-1 その2)

2016-05-02

BOSS SD 1 オペアンプ IMG 4328

JRC4558D艶あり搭載のBOSS SD-1 その2

たまたま持っていたBOSS SD-1がJRC4558D艶ありのオペアンプを搭載していたレア機種だったため、すっかり気を良くした当ブログ管理人フカジは、以下の記事を書いた後、1年ほどで沢山のSD-1に出会い、その中でリーズナブルだったもの7台を購入しました。

私フカジ所有のBOSS SD-1は合計8台になり、8台を弾き比べてみるとJRC4558D艶あり搭載のSD-1が何故かグッとくるという今回の記事です。

グッとくる音なんてプラシーボなどとも言われますが、音楽の好き好きは千差万別。
同じバンドのことを好きでも好きな部分は全うこともよくあります。この記事を読んでくださる方でJRC4558D艶ありBOSS SD-1に何処かで出会い、その音が気に入るようなことがあれば、私フカジは嬉しいです。

BOSS SD 1 オペアンプ IMG 4416
■BOSS SUPER OVERDRIVE SD-1
・発売年:1981年2月〜現行

引用:2006年 THE BOSS BOOK2 P5 シンコーミュージックエンターテイメント

BOSS SD-1に搭載のオペアンプ

ネットでの情報、オークションで出品されているもの、そして私の手物にあるSD-1で確認できる内容ですが、以下のオペアンプが搭載されているようです。

BOSS SD-1 搭載オペアンプ
  • NEC C4558C
  • JRC4558D艶あり
  • JRC4558DD

NEC C4558C搭載のSD-1にはまだ出会っていません、今後の出会いに期待です。また三菱のオペアンプが搭載されているものをオークションでみますが、上記3つ以外にもありそうです。

BOSS SD 1 オペアンプ IMG 4325

所有している SD−1

・1981年製造 JRC4558D  艶あり※0番台 日本製
・1982年製造 JRC4558D  艶あり※1番台 日本製
・1983年製造 JRC4558DD 艶あり    日本製
・1983年製造 JRC4558DD 艶あり    日本製
・1985年製造 JRC4558DD 艶あり    日本製
・1985年製造 JRC4558DD 艶あり    日本製
・1995年製造 JRC4558DD 艶なし    台湾製

これらを繋げてはしばらく弾き、また繋ぎ直しては弾いてを繰り返してると、見事にすべてBOSS SD-1の音がします。
全部30年前のものですよ、何度も書いてますがBOSSすごいです。

古いものなので、メンテも含め定期的にローテーションしながら音を出しているが、いつも弾いていたらいつの間にか、新しく購入して最初に音を出した時「おおこれなんか違う」なんてここ一年で感じるようになった。
※店で試奏した時などはわかりませんが、自分のいつも弾いている環境に持ち帰った時に感じます。

おお、なんかこれ違うという音をだすのが、JRC4558D艶ありの機種なのです。

BOSS SD 1 オペアンプ IMG 4309

JRC4558D 艶あり搭載のSD-1の見分け方

ヤフオクなどでは日本製のSD-1は結構価格が上がるので手が出ません。
リサイクルショップなどで安く販売されているもを購入したのですが、私フカジが住んでいる場所は田舎なのに1年に2台のJRC4558D 艶ありに出会っています。たぶんまだあるはずです。

古いものなので、改造されている可能性もありますし、最終的に裏をあけてオペアンプを確認しないと正確にはわかりませんが、私フカジのSD-1で確認できる方法を紹介します。

BOSS SD 1 オペアンプ IMG 4258

バックパネルの表記

黒スクリューなのに「コインネジを〜」表記は高い確率でJRC4558D艶ありが搭載されている可能性があります。
コインスクリュー(銀ネジ)で「コインネジを〜」表記はNECのオペアンプ可能性が高そうです。
そして通常の表記「ペダルのサムスクリューを〜」の場合はシリアルの確認です。

シリアル:1☓☓☓☓☓のSD-1

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上記の画像は2台どもJRC4558D艶あり1番代が搭載されている82年製のSD-1です、参考にしてください。

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購入時の注意 電池の液漏れ

 

現在のBOSSコンパクトは電池ボックスに穴がなく、液漏れしても内部までは行かない作りになっているが、81年シリアル0400の個体は下部に電池スナップを通す穴が開いているため、液漏れした場合基板に及んでしまう。
電池の液漏れが基板に及んだ場合は、、、あまり詳しくはないですが、修理するのが難しいのではないでしょうか。
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81年年以前の79年のDS-1でも下部に穴があいていないのですが、下部の穴はこの時期の仕様のようです。
82年シリアル16〜は上部に穴が開いています、この場合は頭をしたにおいて液漏れした場合はアウトですが、通常の置き方ですと多分基板までは及ばないかと思います。

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JRC4558D 艶あり搭載のSD-1の基板

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画像は左から81年シリアル0400、82年シリアル16☓☓☓☓、82年シリアル18☓☓☓☓の順番ですが、81年と82年で基板が異なっています。
また81年は基板の番号が510-Aですが82年以降510-Bとなっています。

BOSS SD 1 オペアンプ

JRC4558D艶あり搭載のSD-1の音とは?

BOSS SD 1 オペアンプ IMG 4239

当たり前ですが、すべてSD-1はSD-1の音がします、JRC4558D艶あり搭載のSD-1は、アタックのコリッとした芯がよりブライトに出力されているように私は感じます。

81年製のJRC4558D艶あり搭載をバンド活動を活発にしていた20年ほど前使用していました。当時はエフェクターの細かいことなど全く気にしませんでしたが、どうもこの音が私フカジの体に染み付いているようです。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

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※上記リンク先のSD-1にJRC4558D艶ありが搭載されているかは商品説明をご確認ください。


 

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