断酒

断酒300日成功。断酒の効果やメリットは計り知れない

投稿日:2015-06-03 更新日:

957777724 d6becaaf15

断酒300日経過

断酒を決意し、ブログを書き始めて300日経過した。

このブログの断酒記事に辿り着いたあなたは、昨日飲み過ぎただけでなく、後悔するようなことをしてしまったのではありませんか?

断酒前の私は酒を飲むとよく後悔していました。ほぼ毎回記憶をなくすので、たまに記憶があると安心し、まわりの人から特に何も変なことはしていないと聞くと、胸をなでおろしていました。

じゃあ、そもそも飲まなきゃいいのにやはり飲んでしまう。

現在すでに以下にあてはまるあなたは、私と同じようにピタッとアルコールを止めるか、もしくは時々開き直りながら、死ぬまで飲み続けるかだと思う。

私は休みの前だけ飲み、適量で止めるような適正飲酒はできなかった。

【アルコール依存症のおそれがある症状】

  • 週5日以上酒を飲んでいる
  • 飲み始めると記憶がなくなるまで飲む
  • 今日はここで止めようと思って飲み始めたら潰れるまで飲んでしまう
  • 「アルコール依存症のおそれがある症状」として書いたが、私の経験から考えると上記にあてはまるあなたはすでにアルコール依存症であると自覚し、酒と付き合ったほうがよい。

    アルコール依存症からの脱却は、飲まないしかなく、飲まないための考えつく限りの心構えは前回の記事に書いた。

    今回は断酒を300日したらどんな変化が起きるのか、断酒の効果やメリットにスポットを当てて書いていこうと思う。

    7598234594 e008348cbb

    断酒の効果やメリット

    以下の断酒の経過は断酒50日の時に書いた記事からだが、その後は100日経過しようが200日を過ぎようが、劇的な変化はない。

    普通に調子がよいのだ。

    断酒日数と音楽の感じ方

    • 1日目
    • 「もう、飲まない」と強い飲酒欲求のなか、無理やり寝る。

    • 2日目
    • 会話で話すべき言葉が昨日までと違いよく浮かび、言葉を選ぶ余裕ができる。夜になると飲みたいが、またまた無理やり寝る。

    • 3日目
    • いつも車の中で、ランダムにipodから曲をかけてるのだが、ギターの倍音、シンバルのきらびやかさ、ベースの包容感、コードチェンジの快感、最近聴こえなかった音が聴こえたような気がした。
      2日も飲まなかったので、今日はいいだろうという飲酒欲求が起きるが我慢出来た。

    • 7日目
    • 朝、車のなか、たまたま始まったナンバーガールの「透明少女」が、まるで初めてこの曲を聴いた時のように、鮮烈なイメージが頭の中に浮かんできた。
      酒が脳みそを鈍らせ、感じる力を削いでいたことを確信。

    • 14日目
    • ギターの音が気持ちよくてしょうがない。

    • 30日目
    • 音楽を聴くことが楽しみになり、特に若いころ聞いていた音楽に新たな発見がある。
      また、音楽だけでなく流し読みしていた雑誌が面白い、文字を読むスピードが上がる、一つ一つの単語の意味を理解するスピードが上がる。

    • 50日目
    • 歳をとるといろいろ我慢しなきゃいけないけど、こんなに音楽がよく聴こえるのならこの先、酒を飲まなくても良いと思える。
      プライオリティの高さは人によりだが、音楽が好きで本当によかったと思う。

    常に普通に調子がよいので、調子がよいことに慣れてしまったのだろう。
    日常生活での変化は「普通に調子がよい」ということ、
    だが大きな変化は、酒を日常的に飲み始めて気がつくとほとんどなくなっていた、若いころ情熱を注いでいた音楽への感じ方の変化だった。

    断酒前は時間があれば酒を飲んでいたところ、断酒後ギターを弾いたりエフェクターをいじったり、音楽を聴いたりとどっぷりと音楽漬けになってしまった。

    上記の「断酒日数と音楽の感じ方」の7日目ぐらいからはっきりと変化を自覚した音楽を感じる力は、日数を重ね音楽を聴けば聴くほど、ギターを弾けば弾くほど自分に跳ね返り、強烈な快感へと変化していた。




    人間は快感のために生きている

    アルコールは日本の20歳以上にとっては、なによりも手っ取り早い快感だ。
    法律でも認められ、ものによってはジュースより安く購入でき、飲めば嫌なことを忘れて間接的にハッピーになれる。

    イリーガルドラッグならお金がいくらあっても足りないし警察に厄介になる、SEXも最高だが相手をどうにか口説かなければいけないし、同じ相手だとだんだんマンネリしてくる。
    音楽は音楽を感じるチャンネルを持ってない人は感じられないし、ギターをFコードで挫折する人は始めた人の半分ぐらいはいるんじゃないかな?

    酒は現実は何も変わらないが簡単に手に入り、下戸の人以外は飲めば気持ちよくなる。
    このお手軽さがやっかいだ。

    元々私フカジはハマりやすかった。
    十代の頃、音楽が好きになりギターを始めて、日常生活の全てロックに染まってしまった。
    着る服、観る映画、読む小説など全てが基本ロックを基準にし、毎日毎日時間が許す限り何時間もギターを弾いた。一晩中ギターの練習で夜が明けたこともよくあった。

    そしてその後、20歳を過ぎ酒の味を覚えて、ギターの練習をしている時間が酒を飲んでいる時間にそのまま変化していった。

    飲み友達でしょっちゅう集まり、おいしい酒が飲める旨い料理の店を探す、休み前日は朝まで1人で酒を飲む、起きて昼からビールを開ける。

    ハマり体質と依存体質

    そもそも楽器にしろ、スポーツにしろハマらなきゃ上達しない、好きこそものの上手なれという言葉どおりだ。

    若いころ、ギターを始めて最初は指は痛いし弾けないしどちらかと言えば苦痛だったが「弾きたい」という情熱があった。
    そしてその苦痛に耐えつつしばらくすると、徐々に弾けるようになり自分で弾くギターが快感に変わる瞬間があった。

    いまだに覚えているのはローコードのD、G、Aを覚え、ぎこちないながらもストロークしながらコードチェンジできた瞬間だ、なんて気持ちのいい響きなんだろうと思った。

    酒もそう、最初は苦いだけだったビール、「旨い」と感じるようになった瞬間があったはずだ、、、覚えていないけど。

    「ハマる」とはなにかと言うと、快感への依存だ。
    断酒して脳みそがピュアになり、布袋さんやヤマジカズヒデさん、スティービーレイボーンのギターの音を聞くと快感の脳内物質がドバドバ出てくるのがわかる。
    CDで聴いてこれだけ気持ち良いのだから、良い音のするギターやアンプで弾いてる本人達はざそ気持ち良いのだろうと思う。

    私はずっと音楽が好きだったのでミュージシャンに焦点を当てるが、才能とはどれだけその物事にハマることができるかの能力でもある。

    ハマり先を間違えると危険な体質でもあるのだが。

    第一線で活躍し続けるミュージシャンは、様々な誘惑を断ち切って音楽に向かい続けることができる強靭な精神力の持ち主である。

    そう考えると、今断酒を考えているのであれば、断酒をすると考えるのではなく、お酒に変わる自分が夢中になれることを探したほうが、結果的に断酒に結びつく。

    歳をとると新しいことを始めるのは、覚えが悪く若い時より苦痛を伴うと思うので、断酒が軌道に乗るまではまず、過去に夢中になったことを引っ張り出す方がよいと思う。

    538326221 28f58f9ae6

    断酒の計り知れないメリット

    仕事で疲れているせいか、飲むとすぐに寝てしまうようになり、酒を飲んでも酔いの快感が持続しないようになった。

    30代後半ぐらいから仕事で本調子になるのは朝11時ぐらいと、明らかに仕事のパフォーマンスが落ち、仕事が溜まりつつ結局それを忘れるため夜また酒を飲むという悪循環。

    過去に何度も断酒を決意したが結局失敗、初めてこんなに長く続いている。
    断酒が続いている理由は、精神的、肉体的に普通のパフォーマンスですら出せなくなっていたこと、そして負けたくなかった

    これまで病気になっても、結構な額のお金や免許証など入った財布をバッグごと落としたり、多くの人の前で酔っぱらい醜態をさらしても飲み続けた酒をやめて300日、普通に調子の良い毎日が続く。

    当たり前だが、酒をやめたところで自分の能力以上のことが発揮できるわけではない。

    しかし、断酒をして悪いことなど今のところひとつも見当たらない。
    音楽やギターの快感を取り戻したことは何にも代えがたいメリットだ。

    ロックは若者のもの?

    それは違うことがわかった。

    酒の飲み過ぎか、歳を重ねて感覚の鈍った人間か、元々感じるチャンネルを持っていないひとの言葉で、こんな気持ち良いことを若い時だけの快感にしておくのはもったいない。

    数年前、ラフィンノーズとニューロティカのライブを見た。

    チャーミーは相変わらずの最高の笑顔を見せていたし、アッチャンは最高に楽しそうだった。
    感覚をピュアにしておくと、生きてる間ずっとロックは快感をもたらしてくれる。

    酒を飲み続けた自分と比べることができないのではっきりとは比較できないが、これからさらに歳をとるにつれて、健康面などでのメリットが出てくるのだろう。

    先日ゴールデンウィークに家族で遊園地にでかけた。

    お昼時、ある知らない家族が芝生でお弁当を広げ、子供たちと食事をしながら夫婦で紙コップの生ビールを笑顔で乾杯をしていて、「ちょっとうらやましいな」と思った。

    あつい日差しと生ビールののどごしは、休日の開放感をオーバードライブさせること思い出したが絶対に戻らない。

    300日断酒して20年弱飲んでいたことを後悔したが、全て責任は自分にあって、20年飲んだことも自分と納得。

    「余計なことはし過ぎるほど良い」と、スピッツのマサムネさんは歌った。アルコールで潰した時間があったからこそ気がつくことができて今がある。

    断酒をしようかなと思っているあなた、まだあなたの脳みそは死んでいない、はじめるなら今夜から。
    無理やり寝ることがスタートです。

    最後までお読みくださりありがとうございました。

    断酒の一歩目はその一杯を我慢して寝ること、私のアルコール依存症のきっかけの一つに不眠症体質がありました。
    寝つきの悪いあなたへ、もしお時間あればこちらの記事もいかがですか、私と同じく不眠が解消できるかもしれません。

    ⇒当ブログ管理人フカジが不眠を克服した方法の記事⇒こちら


     

    photo credit: The headache via photopin (license)
    photo credit: Abitha_Arabella Rogue via photopin (license)
    photo credit: Aubrey Erin Photo Anastasia against the beautiful sunset 🙂 via photopin (license)

    もし、あなたの心に何か引っかかりましたら、依存症で悩んでいる誰かへシェアして下さいますと嬉しいです。



    -断酒
    -, , ,

    Copyright© ガーってやればいいんだよ , 2017 All Rights Reserved.